琵琶湖一周ウォーク7 近江塩津~湖北みずとりステーション
2017年05月21日(日)
瀬田唐橋より始めた琵琶湖一周ウォークは約2年・6回の例会で漸く西岸を踏破、今回は五月なのに真夏日が予想される好天の一日に東岸の南下を開始した。
その昔は北国街道の要衝で昔日の街道の面影を残す、琵琶湖最北端の塩津浜より旧街道を浜沿いに南下、遥か彼方に本日のゴールである尾上温泉・山本山あたりが見渡せる。
参加者の体力・天候を考えアップダウンの多い賤ヶ岳経由は中止し、旧国道トンネルを抜け、賤ヶ岳~山本山の稜線東側山際の長閑な集落を巡って行った。
途中、伊吹山の前面に小谷山が見渡せる小高い八幡社にて昼食休憩後、炎天下の真っ直ぐな田圃道を南下、更に山際の耕作地を猪避け(熊の出現も多いとか)の柵を開閉しつつ進み、余呉川右岸を西野水道まで辿った。
西野水道は江戸末期に水害予防目的で琵琶湖に向かって掘削された220mの手掘りのトンネルであり、滋賀の青の同門ともいわれ、県の文化財に指定されている。内部の見学も許されているが、漆黒で足元悪く地下水の流れる狭く曲がりくねった水道(幅1,2m 高さ2m弱)の探索は中々にエキサイティングなものであった。
更にしばらく山沿いに進み、湖周道路の立派なトンネルを抜け、再び琵琶湖岸に出た。
対岸の葛籠尾半島や竹生島を眺めつつゴールの道の駅・湖北みずとりステーションに到着。待ちに待った生ビールで乾杯!となった。