八ヶ岳赤岳西壁＆ジョウゴ沢行

2018年03月04日（日）

(期日)2018年３月２〜４日
(メンバー)EO＆YH

3月3日：赤岳西壁主稜
文三郎道の途中からトラバースをし、主稜の取り付に向かう。一昨日の降雪も適度に落ち、積雪期の壁としては、状態が良い。
9時20分クライミング開始する。１P目のチムニーは、最初の３M程が、足がかりが乏しいが、左右の壁を利用すれば、それ程のことはない。先行する4人が1組となり、時間がかかるうえ、尚且つ遅いので、了解をもらい、２P目の少し幅広い稜で、左から抜かさせてもらう。後のピッチは、緩いリッジやクロワールなので、ルートさえ読めれば困難はない。
12時20分に稜線の終了点に出る。
赤岳の山頂を踏み、地蔵尾根経由で、赤岳鉱泉小屋に戻る。
夕食は、赤岳鉱泉小屋名物のステーキとポトフなので、ワインでH氏にとって初めての積雪期登攀の祝いをする。

3月４日：ジョウゴ沢アイスクライミング
今日も天気が良い。
ジョウゴ沢のF2よりクライミングを開始する。１０M程だが、スクリューを2本打ち、慎重に越す。後は、小滝があるがロープを使うほどでない。１時間半ほどで、本沢の大滝の下につくが、下部の氷が崩壊し、クラゲの形にハングしているうえ、極めて氷が薄く危険なので、登るのを中止する。
代りに支流のナイアガラの滝（１０M）をクライミングする。下山は、ナイアガラの滝とF2を懸垂下降で降りる。
赤岳鉱泉小屋経由で、美濃戸口に戻り、その日のうちに帰京する。（EO記）

赤岳西壁夕日

主稜の登攀

赤岳山頂

ジョウゴ沢F2を下る

アイスキャンデーと横岳西壁

アイスキャンデーを登るH氏